iPhone/iPadで地デジを見よう
仕組み
まぁ誰でも思いつく方法ではありますが。
今回の件で色々調べた時に登場した言葉の説明
- HDCP
パソコンなどの映像再生機器からディスプレイなどの表示機器にデジタル信号を送受信する経路を暗号化し、コンテンツが不正にコピーされるのを防止する著作権保護技術の一つ。
家庭内LAN(ホームネットワーク)を用いてAV機器やパソコン、情報家電を相互に接続し、連携して利用するための技術仕様を策定する業界団体。また、同仕様自体のこと。
主に家庭内LANなどのIPネットワーク内で、著作権保護技術(DRM)により保護されたコンテンツを伝送するための技術規格。IEEE 1394などの通信規格において実装されていた著作権保護技術であるDTCP(Digital Transmission Content Protection)をIPネットワークに適用したものである。
- COPP
マイクロソフトが開発したデジタルコンテンツの著作権保護技術の1つで、コンテンツ保護の制御を行うアプリとGPUの間で著作権保護の仕組みをコントロールするための規格。
地デジPC
今回はメインマシンではなく先般格安で入手した払い下げPCを使用。DELLのOptiplex960(ミニタワー)だ。CPUはCore2Quad*1でチップセットはQ45。一応Q45なのでGPUとしてはGMA4500ということになるが、予算があったのでRADEONの・・・HD3450やったかな?が載せてある。
地デジチューナーとしては随分前に購入して熟成させてあったKEIANのKTV-FSPCIEを使用。これ一応PCI-eに挿すボードになってるんだけどそれは単に固定のためであって実際に接続するのはM/B上のUSB端子だ。なのでわざわざPCI-eに挿さなくても動作するわけで、適当なケース(例えばタッパーウェアとか)に入れてUSBケーブルの先をAコネクタに代えて単なる外付けのUSB接続地デジチューナーとして使っている人を良く見る(当たり前だがネット上で)
当家で取り敢えず使っていいモニタはMITSUBISHIのRDT178Sなんだが挿さってるRADEONの出力はDisplayPortx2。本体からはRGBとDisplayPortと、どんだけDisplayPortやねん状態なのだがモニタの方の入力はRGBとDVIしかない。なのでRADEONくんは外してRGBで接続することにした。RADEONくんがいたPCI-eスロットには地デジチューナーを突っ込んどいた。
で、ドライバーと試聴用アプリ(DigiBestTV)を付属のCDから入れた後でKEIANのサイトから最新版を上書き。特に支障なくこのように視聴可能となりました。
PCの裏側は仮置き中なのでこんな感じ。
青いカードが見る度腹立つB-CASカード。ほんとは有線LAN接続したいのだけどルーターは2階のLDKにあって、このPCは1階に置いてるのでやむなくWi-Fi接続中。これまた別件で購入していたBuffaloのWLI-UC-G301N。頑張ってくれてはいるのでタスクトレイのアンテナアイコンは5本立ってるけどinSSIDerで見てみると-55dbぐらいとさほど良好なわけでもなさそう。でもまぁ今回の件に支障が出るほどではないので特にこのまま何もせずで。
このPCをiPhone/iPadで見る
見ると言うか、普通にリモート接続したらその時の画面が見えるやん?そしたら地デジも視聴できるんちゃうん?という発想なので最初はメインマシン(W7)からリモートデスクトップ接続してみるとCOPPに引っかかった。じゃぁ他ので試してみるかということでいつものSplashtopの出番。Streamerをインストールしてメインマシンの方にもクライアントを入れて侵入してみるとあっけなく地デジPCの画面そのままが見えた。ほんとに何の苦労も無かった感じ。
ここまで来たらiPhoneにもSplashtopクライアントが入ってるのでそれで繋いでみるとあっさりOK。画面はこんな感じ。
ハメコミ合成ではありません!
CPUの負荷とか
Splashtopでメインマシンから繋いだだけだと6%ぐらい。地デジPCで視聴S/Wを起動した状態(他デバイスからの接続なし)で15%程度。地デジ視聴中にSplashtopで繋ぐと約40%ぐらいに。Splashtopのクライアントサイズを「リモートコンピュータのネイティブ解像度」にしているのでこれを「800x600」に落とすと負荷は30%ぐらいに減った。ちなみにiPhoneで繋ぐとiPhoneが熱くなりますw