一部の外道だけかと思っていたのだが。

世間ではどこかから圧力がかかっているのかあまり報道されていないように思う事件なのだ。山口県光市の母子殺害事件のことなんだが概要はこんな感じ。

山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審の公判が2007年5月24日、広島高裁で始まった。2審判決などによると、事件は1999年4月、26歳の元会社員(当時18)の男性被告が、作業員を装って本村洋さん(31)宅に入り、本村さんの妻と生後11カ月だった長女の首を絞め殺害した。妻殺害後に遺体を姦淫した。検察側は一貫して死刑を求刑したが、1審も2審も無期懲役の判決だった。最高裁は2006年6月、「殺害の計画性のなさや、少年だったことを理由とした死刑回避は不当」として、審理を同高裁へ差し戻した。

痛い話第1弾はこれ。

新たに21人もの大弁護団を形成した被告側は、主婦殺害後の遺体を犯した行為などについてこのように主張した。

被告は、自分が中学1年のときに自殺した母への人恋しさから被害者に抱きついた。
甘えてじゃれようとしたので強姦目的ではない。
騒がれたために口をふさごうとしたら誤って首を押さえ窒息死させた。
死後に遺体を犯した行為は、生をつぎ込み死者を復活させる魔術的な儀式だった。
長女は泣きやまないので首にひもをまいてリボンの代わりに蝶々結びにしたら死んでしまった。

どちらも殺意はなく、(殺人より罪が軽い)傷害致死罪に当たる。

これだけでも十分( ゚д゚)ポカーンなわけだがさすがにネチズンは黙っておらず懲戒請求が各弁護人の所属弁護士会に届いているらしい。そらまぁどう見たってこんなこと言う弁護士は狂っているとしか思えないわな。
ここまではありがちな流れだが痛い話第2弾はこの先。

有志の弁護士508人が19日、「被告が弁護を受ける権利を否定する言動に抗議し、直ちに中止を求める」との緊急アピールを発表した

またこの508人の中の一人であろう前田裕司弁護士は次のように。

基本的人権を守る弁護士への攻撃だ」

もひとつ( ゚д゚)ポカーン。


懲戒請求の内容はくだらない言い逃れ的な弁護意見で不当に裁判を引き延ばしていることに対するものだと思われるがなぜか話がすり替えられている。だいたいやね、普通に弁護してたら懲戒請求なんてされるわけないっての。それに懲戒請求そのものは

弁護士に対する懲戒の請求は、事件の当事者等に限らず、誰でもできる(弁護士法58条)

ということなので不法行為でもなんでもない。寧ろ法によって認められた正当な権利と言える。それを何が「直ちに中止を求める」だ。


書いててアホらしくなってきたorz
が、もしこんなふざけた弁護士に我慢がならない方は 21人の弁護士に懲戒請求を求める ---光市母子殺害事件--- @ ウィキ懲戒請求の詳しいやり方が記載されてますので送ってみてはどうですか。