ひさびさに観た。

劇場へは倅とウルトラマン*1仮面ライダー系しか観に行ってないのだがそれらはそれらで観るに値する。だがそれらについてはここでわざわざ書くものでもないかと。で、昨夜観たのはこれだっ。

宇宙戦艦ヤマト【劇場版】 [DVD]

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これ、劇場公開されたのって1977年なんだよね。まぁ今観たら突っ込みどころ満載。満載すぎて手が付けられないほど。でもそれについては今回は不問で。TV放送も何話か抜けてはいるものの割と観ていた方なのだが、この映画では端折り過ぎだなぁと思うところがいくつか。「バカめだ!」とか「ガミラスに下品な男は不要だ」とかの微妙なキモは押さえてあるが「まだテストもしてないんだぞ」と「今すればいいじゃないですか!」の下りはカットされてるんだよなー。それに空間磁力メッキの出番もなし。


それと。『スターシャ死亡編』ってなんだよ(・ω・)初めて聞いたし、初めて観たわ。スターシャが死んでる&古代守*2もいないじゃ『新たなる旅立ち』や『永遠に』に話が続かんじゃないか・・・


兎も角。今回初めて観たわけではないが映画というものは観る度に発見があるもので。今回ポストしようと思ったのは古代の台詞にピンと来たからだ。

オレたちは小さい時から人と争って勝つことを教えられて育ってきた。
学校に入る時も社会に出てからも人と競争し、勝つことを要求される。
しかし、勝つ者がいれば負ける者もいるんだ。
負けた者はどうなる。
負けた者は幸せになる権利は無いと言うのか。
今日までオレはそれを考えたことがなかった。
オレは悲しい。それが悔しい。

今の時代の勝ち組にこんな発想があるだろうか。30年も前にこの台詞を言わせてるなんて凄いなー。

*1:昨夏観に行った長野@V6くんの芝居はすごく良かった

*2:やっぱ冥王星で戦死ですかね。さすがの不沈艦ゆきかぜもあれじゃぁ撃沈だよね。