まぁ色々いるけどね。

拙者の働く会社は所謂人材派遣を行う会社だ。会社名は伏せるが某巨大グループの一社であり、その巨大グループは新聞を何度か賑わせた。2000年7月に入社して同年9月から現在の外勤先に配属されている。もうかれこれ6年半だな。そろそろ一番古い人になりつつある。一応リーダーなんて役職が付いてるのでうちの会社から配属されるメンバーの面倒を見たりもするわけだがあくまでも派遣であり構内請負やってるわけではないのでうちの会社的な自由はあまりない。多分配属されているメンバーも自社の看板背負ってるという意識はかなり薄いと思われる。
6年半もいるとその間に何人も人が入れ替わるわけだ。INの理由は大抵新しいプロジェクトがあるから人手が欲しいといったものかOUTの代替メンバー補充かな。OUTの理由は様々で、それが転職だったり実家を継がねばならないから退職しますとかならまだいいのだが最悪なのは外勤先から『こいつは使い物にならないから交代してくれ』って言われるやつかな。


いつだったかINしてきたFくん。年齢は20代前半だったと思うが彼もその一人。配属されたはいいが聞くところによると頼んでおいた仕事が期日になっても上がってこない。理由を聞くとどうやっていいかわからないからだそうな。普通はわからなければわかるまで聞くもんだという社会人というか人として普通と思われることが出来てない人材までもが社会に出ているという恐ろしさ。与えられた仕事に対して完遂しようという意志は無いのだろうか。たまたまうちのプロジェクトグループには配属されなかったからいいけどうちに来てたと考えるとゾッとする。そう言えばSさんも同じような感じだったな。50代後半のSさんはそれなりに業界歴も長くちゃんと仕事をしてきたはずなのにFくんと同じような理由でOUTされてしまった。
2人に共通するのは人とのコミュニケーションがうまく取れない人だったことか。外勤先のプロパーに対しても普通の会話時でさえ緊張しているのかうまく噛み合った会話ができてなかったな。拙者?拙者はそれはもう馴染みまくってうまくやってますよw


まぁ派遣のSEとかPとかの会社なんて社会の掃きだめみたいな部分もあるんでw学生時代に少しでも齧ってればそれがアドバンテージとなり入社出来たりするしね。拙者が入社した時の試験だって所謂適正検査と面談と作文だったかな。面談は世間話っぽいし作文といっても過去の仕事の中から一つ挙げて文章にして概要を説明するみたいなやつだった。
配属先の現場でいつも思うことは【こいつは面接の時に弾けよ】ってやつを配属させてくんなーwかな。営業が必死なのもわかるけどレベル低いのをなんとか配属させても結局は短期間で入れ替えることになる可能性が大なのでやっぱりいい人材の確保だ大事だべ。今はどうだか知らんけど過去に聞いた噂では人事では毎月入社させるノルマ人数みたいな馬鹿げたものが設定されていたらしい。そうやって人数的には巨大企業にしたんだろうが、やっぱりダメなやつを入れると会社がダメになってゆくもの・・・なんて考えることがあればそんなことはしないわな。


自分の会社の暗黒面的なことばかり書いたけど派遣先の企業(誰でも知ってる某大手電機メーカーグループの一社)でさえプロパーの質はピンキリってところだな。派遣SEとかPとかはスキルや技術力の高さも売り物なわけで大抵はプロパーよりはそういう面では秀でているとは思う。てか、そうでなきゃダメ。一歩どころか二歩も三歩も秀でてないといかんと思う。他方、一部のプロパーは拙者が上司なら怒鳴りつけたくなるようなダメダメな感じで(^^;ま、それはまたの機会に書いてみましょうか。