バカ売れ!「インド式計算ドリル」は凄いゾ<凄いか?

最近Misc.カテゴリーばっかりで音楽ネタをちっとも書いてないな(汗


バカ売れ!「インド式計算ドリル」は凄いゾ
ここにはインド式の計算方法と称してこのように説明されている。

基本は「キリの良い数(計算しやすい数)に変形させて計算する」という考え方。

例としては

例えば「29+48」の答えを出すには、「29」を「30」にして、「30+48」で「78」を出す。あとで「1」を引いて、「77」の答えを出す。

こんな感じなんだが・・・拙者はいつもこうやって暗算しているのでどのへんが凄いのかよくわからん(^^;
桁数が増えるほど本領を発揮するなんて書いてあるが・・・うーむ。凄いんか?
日常生活で「3476×3674」なんて暗算をしなきゃならん場面はそうそうないし、もし仕事でそんなことするなら電卓でも使って『正確な』答えを一撃で得ればいいんだよ。習わなかったか?算数で習得すべきことは計算に長けることではなくて理論的に筋道立てて結果に辿り着くことだと。
インドにおける九九は99x99まで暗記するってのも随分前にTVで見たことあるが正直冗長だと思う。9x9まででいいじゃん。9x9まで出来たら99x99だろうが99999x99999だって出来るんだし。


もしかして大多数の日本人は上記のような解き方ではなく生真面目に29+48を

  • 9+8で1繰り上がって一の位は7
  • 2+4=6に繰り上がった1を足して答えは77

とかやってるのか?


個人的には「65x8」の計算を

  • 65は0x41*1
  • 8は2^3
  • 0x41 <<*2 3で0x208となるので答えは520

とかの方が数段常人離れしていて「凄さ」という点では勝ちかとw

*1:C言語における数値の16進表記

*2:シフト演算