ロータリー奏法

いやまぁ例の光母子殺害事件の裁判に新たな展開があったのでそれについて書いてもいいんだがなんかだんだん辟易してきたので本日は音楽ネタ。一言だけ言っとくなら日本福祉大学の加藤幸雄教授による心理鑑定について「安田とグルじゃねぇか(゚Д゚)ゴルァ!!」とだけ。


さて、エントリータイトルの「ロータリー奏法」だが最近これを練習している。どういうものかと言うとスラップの1ストロークで3音を弾いてしまうという奏法だ。江川ほーじん氏等の得意技。普通のスラップにおけるサムピングでは当然のことながら1音しか鳴らない。で、ストロークの戻りの時に高音弦をプルすることで1ストロークで2音まで鳴らせる。ここまでは割と敷居は低いと「今では」思う。もう忘れたけど多分スラップ始めた頃はこれすら満足にできなかったような気もする*1
ロータリー奏法では通常のサムピングではなく親指をピック*2に見立てたサム・ダウンとサム・アップでやる。つまりストロークの往きはサム・ダウンで弦の下まで親指を潜らせる。復りは潜らせた親指のサム・アップと人差し指(または中指)によるプルを行う。これが・・・かなり難しい(^^; 超ゆっくりやれば別に問題は無いのだが早く弾こうとするとTD/TU/Pのタイミングが3連でなくなる。

※全部16分3連
G:--9--9--9--9 --9--9--9--9 --9--9--9--9 --9--9--9--9 
D:------------ ------------ ------------ ------------ 
A:77-77-77-77- 77-77-77-77- 77-77-77-77- 77-77-77-77- 
E:------------ ------------ ------------ ------------ 
  DUPDUPDUPDUP

こう弾きたいのだが早く弾くと

※全部普通の16分
G:---9---9---9---9 ---9---9---9---9 ---9---9---9---9 ---9---9---9---9 
D:---------------- ---------------- ---------------- ---------------- 
A:77--77--77--77-- 77--77--77--77-- 77--77--77--77-- 77--77--77--77-- 
E:---------------- ---------------- ---------------- ----------------
  DU PDU PDU PDU P

こんな感じに近くなるorz


ま、そんな感じでまだまだ「成った」という感じにはほど遠いのだが何日か練習してみてようやく「ロータリー奏法」のロータリーたる所以がわかってきた気はする。随分前に入手した江川ほーじん氏の教則ビデオ「ファンクベース」でロータリー奏法(ビデオ内ではそういう呼称ではなかったが)を知りそれまでは親指のアップダウンすらやらなかったので親指と人差し指の形はキープしたまま手首を軸にぐるぐる回す感じとか全くピンと来なかったがやっとスタート地点に立つぐらいにはなったかと。まぁいきなりこれをやり出したわけではなく何ヶ月か親指のアップダウンをずっとやってたからそれの効果もあるのだとは思う。


あとは指がすり減るまで弾きまくるしかないっ!

*1:24年も前のことなんで・・・

*2:FenderのHARD