別に異常とは思わない件。
「執行増は異常」「抑止力ない」=法相あてに抗議書−死刑廃止議連
死刑廃止を推進する議員連盟についてはこちら。
静香ちゃんがこのように言っている。
新たに3人の命が国家権力に消された。何か国民の幸せにつながっていくものが生まれたのか。
えぇそりゃもう。司法が更正の見込み無しで極刑しかあり得ないと判断した凶悪犯がこの世からいなくなるんですもの。安心して暮らせる世の中に一歩近づいたということは国民の幸せに十分繋がる。
こんな風にも言っている。
(死刑制度による)抑止力がないのは明白。
凶悪事件が減ってないから抑止力が無いということらしいが、死刑があることが直接的に凶悪事件の減少に繋がっているとは思えない。えぇとこ凶悪事件が微増に留まる程度だろう。だいたい犯罪者が犯行の前に「これやったら捕まって死刑かなぁ」とか考えないだろう。寧ろそういう「こういうことをやったらその先どうなる」ということを考えられない者が犯行に及ぶのだと言ってもいいのではないか。だいたい死刑は犯罪抑止力の為にあるのではなく犯した罪への罰だろうに。もし静香ちゃんが犯罪抑止力に直接的に繋がるような発案をしてくれてそれの効果が認められたなら死刑廃止をちょっとは考えてもいいけどなーw
それに別記事ではこんなことが・・・
篠田編集長によると、宮崎死刑囚からの手紙は、毎月1〜2通程度送られてきた。大半は、拘置所内で読んだ漫画のタイトルなどを列挙するだけの内容。死刑確定後は独房でビデオを見ることが許され、主にアニメ映画を鑑賞していた。
死刑が決まっているとは言え長期間漫画・アニメ三昧とか有り得んだろう。しかもそんな事実がこうして世間に公開されたらそら抑止力も何も無いわな。抑止力としたければ確定から執行までをもっとちゃっちゃとしる。だいたい宮崎勤が逮捕されてから何年経ってると思ってんだよ(--)
上記議員連盟の保坂展人事務局長もこのようにほざく。
執行数が増えているのは、国際社会では異常。国連で人権を主張する資格はない。
と、怒っているらしいが日本の法律では死刑が確定したら6ヶ月以内に執行しなきゃいけない決まりなのにこれまでの法務大臣がちーっとも執行しなかったせいで溜まりまくっている死刑囚を弟ぽっぽ*1が頑張って片付けてるんじゃないか。何か気に入らないことがあると「国際社会では・・・」と必ず言い出すヤツがよくいるが子供の頃母親に言われなかったか?『よそはよそ。うちはうち。』と。それに死刑確定から執行までの間って税金で暮らしてるわけじゃない。そんなことに税金使うなってばよ。誰がどう見ても吸い上げた税金が余ってるとは思えない。税金の無駄使いは慎むようにと全国民が申しております。あと、執行増と人権は何の関係もありませんよと。
死刑廃止論者が死刑の代わりに終身刑をとか良く言うが死ぬまで税金で暮らすことになるじゃん。日本の現状は犯罪者を養うほど裕福じゃないんだがなぁ。どうせなら死刑廃止の代わりに仇討ちを復活させるとか。はたまたグリフィス@再生の塔のような目に遭わせるとか*2。
拙者の思う死刑の存在意義は2点。
- コミュニティの輪を乱す(もっと言うとコミュニティメンバーに害を成す)者を排除する
- 仇討ちもできない被害者若しくは被害者遺族の心情を満たす
1を満足する解は他にもあるかもしれんが2を満たすものは他に無いやろなぁ・・・
で、最後に2ちゃんで拾った書き込みで〆。
国民が幸せになるために死刑に処すのではない。
不幸な国民を増やさないために死刑に処すのだ。