B-CASの軍門に降り・・・

和歌山というところは電波に恵まれない地域でラジオもテレビもロクなもんじゃないのでケーブルが頑張っているというところだ。引越して来る前はこんなに酷いとは知らなかった。


地上デジタルテレビ放送のご案内を見るまでも無く来年の7月24日でアナログ波は止まってしまうわけで、早々と地デジチューナーを内蔵した機器を購入された方も多いかと。特に電気屋の口車に乗せられて一昨年・去年あたりに30万も40万も出費された方はほんとにお気の毒としか思えない。
当家はコンスタントに視聴している番組は週に2時間ぐらいなので*1別に地デジが視聴できないからと言って困るわけでもない。地上波を見る時間よりTSUTAYAでレンタルしたDVDを観ている時間の方が圧倒的に長い。まぁ困るといえば今のところ録画可能な機器が何も無いのでどのような番組であれ「リアルタイムに」視聴する必要があるというところぐらいか。うちだけTV環境に関しては昭和だなとw*2


ま、そんなこんなでTVを買い換える気もないのでPCへ地デジチューナーカードを導入と。

KEIAN KEIAN 地デジチューナ 内蔵USB接続 リモコン KTV-FSPCIE

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いつものように価格.comで売れ筋探してレビュー見てからAmazonでポチっとな。
導入は簡単でカードをPCIeに挿してからマザー上のUSBコネクタとケーブルを繋ぐだけ。同梱のマニュアルによればボードをセットしてOSを起動するとハードウェアの追加ウィザードが走るはずだったのだがうちではウンともスンとも言わなかった。デバイスマネージャーを見ると不明なデバイス扱いになってたのでドライバをCDからセットアップしたら無事認識。アプリの方を入れたらあとは壁のアンテナコネクタからケーブル引っ張ってB-CASカード挿してチャンネルスキャンすればおk。
一応地上波で見られるチャンネルは全部入るようだがチャンネルによっては信号強度が微妙で時々映像・音声共に飛んだりする。確か昨年11月ぐらいに地デジを受信出来るように共同アンテナの工事をしたらしいのだが、それでもこんな状況なのだ。和歌山ってこれだから(ry こういう時はブースターの出番になるのだろうけどブースターは分配器よりアンテナ寄りに設置しないと能力を発揮しないらしい。うちの家の壁コネクタは何カ所かあるので屋根裏かどこかで分配しているのだろう。そもそも共同アンテナなので既に分配されているはずだ。ということはブースターを設置してもあまり効果は無いのかもしれない。
ほとんどTVとは無縁の生活なので別にどうでもいいんだけど、どうしても綺麗に見たくなったらベランダの手すりにでもアンテナ立てるかな。


さて、わざわざ軍門にと書いたのはB-CASが893なことしてるからだ。B-CASカードを使わないと地デジが見られないことは一般に受け入れられている事実なのかもしれないが・・・是非下記のような記事を読んでいただきたい。
地デジの利便性を損ない、普及を妨げる原因となっている謎の私企業「B-CAS社」に行ってきました - GIGAZINE
地デジで有名な「B-CAS」の財務状況が明らかになったので税理士に鑑定してもらいました - GIGAZINE

*1:見もしないのにTVがつけっぱなしになっているご家庭は民度が低いと断言しよう

*2:まだブラウン管TVですが何か?