これで勝つる!

さて、ミュージックについてはAudioGalaxyで取り敢えず問題なしということで次はムービーについて。ムービーを外出先で視聴することがあるのかと言われるとそんなには無いのだが、最もありがちなシチュエーションとしては帰省する時の車内で子供らに見せて黙らせておくぐらいか。


そこでAir Video。個人的に神アプリ認定したい。


AudioGalaxyの記事を書いた時にムービーについてはTVersity+MLPlayer LiteとTVersity+8Player liteを試した云々と書いたがそもそもはLANに接続されている当家のREGZAでの視聴を目論んでのことだった。ところがTVersityの完成度もイマイチだし、何よりREGZAのリモコンで何かを操作する時のモッサリ感がどうにも我慢ならないレベルなのだ。

一応コチラ*1の記事を参考に設定ファイルを書き換えてTVersityREGZAを認識させるところまでは出来たのだがREGZAから公開しているファイルの一覧を見ようとするとTVersityが不正終了する。そういうこともあって棚上げにしていたというわけ。


Air VideoはAudioGalaxyと同様にサーバープログラムをご家庭のPCで稼働させておき、要求に応じてそのPCがストリーミングするという仕組みだ。勿論ムービーにはミュージックファイル以上に厄介な種々のコンテナ・コーデックの問題があるのだがトランスコードする必要の無いファイルはそのまま、必要であればリアルタイムにトランスコードしながらストリーミングしてくれる。そのお陰で手持ちのファイルで視聴不可能なものは今のところ発見されていない。サイトの方にも

All major containers and codecs supported (mp4, m4v, mov, avi, wmv, asf, mpg, mpeg, mkv, 3gp, dmf, divx, flv). DRM protected videos as well as proprietary codecs are NOT supported.

と書いてあるので視聴できないものは余程マイナーなファイル形式・コーデックか解像度やビットレートが高すぎるものだろう。だがそういうファイルも(変換可能であれば)予めストリーミングに適したファイルにコンバートしておくことも可能。またDRMプロテクトのかかっているファイル*2はインターネット経由で再生することをAppleが許可していないのでそれは出来ないようだ。

Wi-Fiは勿論、3Gでも視聴可能なところもイイ。3Gの場合は帯域が帯域なのでWi-Fi環境ならトランスコードの必要の無いファイルであっても3Gの帯域用に落としてトランスコードしたものをストリーミングしてくれるのでそれなりの画質で視聴可能だが、全く息継ぎが無いかと言えばそうでもない。まぁ23〜25時ぐらいのYouTubeみたいな感じかな。

最後にもう一つ良い点はiPhone版のAir VideoではAirPlayに対応しているのでメディアサーバーにしているPC→iPhone→AppleTV→TV*3という当初の目論見通りのことが実現可能に!!WMPでも一部のファイルはコンテキストメニューの「リモート再生」で直接REGZAへ送ることも出来るのだがローカルに存在するファイルしかダメな点とWMPで再生可能なファイルでないとダメという時点で色々と面倒くさい。全部OKでなければ10のうち1ファイルがアウトでも10のうち10がアウトでも変わりなし :-p


で、残る問題はリアルタイムトランスコード時のCPU負荷が高いことだな。いま仮メディアサーバーとして使ってるPCのP4*4では100%に張り付いてしまう。なのでどうせ作業マシンではないからSandyBridge積んだ新しいMac miniとUSB外付けHDD*5買ってみようかと画策中b

*1:DLNAサーバーを試す[TVersity編] – REGZAと相互認識させてみる

*2:iTunesで購入した映画とかかな?

*3:当家ではREGZA Z1

*4:プレスコ/LGA775版の3.00GHzなんで530Jかな?

*5:Thunderboltはオーバースペック?