光武Fを作ってみる(4)

§ヒケやピン跡の修正
サフ吹いて仮組みするところまでやったら一旦全部バラしてひたすらペーパーがけをがんがる。#400あたりが適当かな。拙者は予め5cm角とか4cm角とかに切っておいたものを使っている。写真では#400のやつはホームセンターで買った超安い耐水ペーパー。白っぽいのがTAMIYAのフィニッシングペーパー#800。耐水ペーパーはどうみても消耗品なので単価の高いTAMIYA製を使う必要は無いと思われ。

右の四角い物体は消しゴム。何に使うかというと当て木の代わり。多分探せば専用品もあるんだろうけど消しゴムで十分だ。消しゴムの角が欠けているのは1歳半の娘に齧られたからさorz
#400でガシガシとペーパーがけしたら自然と凹んでる箇所にはサフが残る。小さい箇所ならそのままペーパーがけで消してしまってもいいが大きなヒケはパテで埋めるしかない。全パーツをチェックしてヒケが酷いと思われたのは・・・

  • 右手の爪の付け根*1
  • 膝装甲の両サイド*2
  • 機体上部後方のテールランプ風のブツ*3

これらの他にもあるし、ピン跡なんかも全てパテ盛って暫く放置し、乾燥後にペーパーがけして埋める。使っているパテはこんなん。

基本的には下の超メジャーなパテを使ってる。写真上のエポキシパテは今回初めて導入してみた。一部エポパテを使ってみたのだが手にくっついてイヤンな感じ><どっかで読んだように水を付けながらやったけどこの感触はイヤだなぁ。でも乾燥後のエポパテをデザインナイフで削る感触はなかなかいい。
パテはわざわざスパチュラ使ってやる人もいるようだがヒケやピン跡の埋めならそんなもん必要なし。このような割り箸削ったやつとか爪楊枝で十分こなせる。


§パーティングライン消し
パーティングラインも良くチェックして消しておく。酷い段差になっている時はパテでの修正が必要かもしれないがそうでなければヤスリかデザインナイフのカンナがけで大体消せるのでそのあと#400のペーパーがけで綺麗に均しておく。最近のプラモデルは良く考えて作られているのでそんなに目立つパーティングラインは無いのだがこのキットで言うなら爪の背*4や右手装甲の外周*5、ザクで言う動力パイプ*6、取っ手類*7等々。


§腕の後ハメ加工
腕部で後ハメ加工する必要があるのは上腕&肘関節と肘関節&前腕の2箇所。上腕は元々ポリキャップを挟み込む形になっているのだが3mmのドリルで穴を広げて接続のためのプラ棒を固定する。

こんな感じだ。プラ棒が抜けないようにプラ板に通して接着しておく。3mmのドリルはピンバイスに固定して使うわけだが油断してるとすぐに偏芯してしまうので慎重に。完成品はこちら。

色まで塗り終わってるが、まだプラ棒を切断してない状態。というのも、このプラ棒が塗装の時の持ち手として便利なんでずっとそのままにしてあったのさ。肘関節のポリパーツはこんな感じに加工した。

これも着色済みだが左側パーツの上が上腕側で下が前腕側。上腕側は右側のパーツのようにプラ棒を突っ込むための穴をドリルで開けている。これまた偏芯に注意。穴開ける時は面倒でも1.0/1.5/2.0/2.5/3.0と順に広げていくのが吉。前腕側のパーツ*8は普通に組んでポリパーツ側に切れ込みを入れてみた。これで塗装後に組み立て可能b


今日はここまでっ!

*1:部品番号:E6,F5

*2:部品番号:D2

*3:部品番号:C3

*4:部品番号:E6,F5

*5:部品番号:F1

*6:部品番号:B9〜B12

*7:部品番号:A11,C13

*8:部品番号:C8,C9