光武Fを作ってみる(5)

§脚の後ハメ加工
改造するのは3箇所。

  • 股関節〜大腿部
  • 大腿部〜膝関節
  • 膝関節〜下腿部

まず一番面倒な下腿部の加工から。ここも他の所と同様にポリパーツを挟み込むことになっているのだが下腿部にウケを設置してプラ棒で接続するようにした。ウケに使ったのはこれ。通販で買おうかと思ったけど送料の方が遙かに高かったので近くの店で取り寄せてもらった。
[rakuten:be-j:590125:detail]
これの受け側の直径が約5.5mmなので下腿部の穴をドリルで順に径を大きくして広げた。5.5mmなんてサイズの刃は持ち合わせていないので5.0mmまで広げて後は丸ヤスリで様子を見ながら現物合わせ。
続いてこのパーツを保持するために0.5mmのプラ板で箱組みした。こんな感じ。

強度さえ保てればどんな組み方でも良いと思われ。左側のやつが水平軸ギリギリまで削り込んであるが、これが正解。プラ板の上端が下腿部パーツ*1内側の面に接することになるのでそのラインから上の部分が下腿部上面の厚みと同じぐらいだから結果的にポリパーツの上面が下腿部パーツの上面と面一*2っぽくなって幸せに*3。これを組み込むとこうなる。


あとでプラ棒挿した時に中に落ちてしまうと目も当てられないのできっちり接着したら更に下側に一枚プラ板を挟んで落ちないように両サイドに脚部を接着。ここまでやったらまぁ落ちんやろう。それでも心配な人はパテで固めるのもありか*4
膝関節側は肘関節と同様に大腿側をデザインナイフで切って下腿側に3mmの穴を開けた。だがしかし。先に大腿側の加工をやったせいかしらんけどピンバイスで穴開けてる途中に*5このポリパーツが割れました*6orz 一応瞬間接着剤で凌げたかに思えたんだが・・・さっき仮組みしたら外れてもた・・・。ふふふ。


で、膝関節の加工をやったにも関わらず大腿部を普通に組んでしまうとマスキングが非常に困難でもあり、また後ハメ加工するにも股関節のポリパーツはプラ棒を突っ込むほどのスペースも無いので結局大腿部の合わせ目は段落ちさせることにした。だったら膝関節の大腿側を切ることなかったじゃんというご指摘はごもっとも。単なる計画ミスです(^^;まぁ光武に段落ちは全く似合わないかもしれんけどこれしか手が無いのだ*7

暗くて見づらいがこんな感じ。こうしておけば取り敢えず無問題。問題は割れた膝関節パーツだけだ。はっはっは*8


§筆塗りのリハビリ
拙者、ハンドピースはあるんだよね。25年物くらいの。

ばーん。オリンポスのPC-101。中3の時の美術の制作に使ったり年賀状に使ったりした記憶はあるんだがこれでプラモデルを塗った記憶がない(汗 しかも当時はコンプレッサーは普及しておらずエア缶をけちけちと使ってたのでそれほど出番も無かったわけだ。どんなに短く見積もっても20年は使ってなかったので今回の制作を開始する前にバラしてうすめ液に浸して残っているかもしれない塗料は綺麗にしたんだがコンプレッサーの導入となると金もかかるしそれなりの塗装設備*9もなんとかしないかんしということなので今回は筆塗りと缶スプレーで乗り切ることに。
手始めに適当に塗ってみたのがこれ。

タツベエ(4才/仮名)の2機あるハロルドのうち1機を中島グリーンで筆塗りしてみた。キタネーw最初全くのフリーハンドで塗ってたんだが赤いラインを避けて塗るのが超難しかったので適当に塗り上げた後であらためてセロテープで赤いラインと窓をマスキングして塗ってみた結果がこれ。ブランクが長いとは言え、ちょっとなぁな出来。まぁタツベエの食玩やらガチャガチャやらはたくさんあるので練習台となってもらってリハビリするか。ちなみにオリジナルハロルドはこんなん。

国防色で塗るとどんなに丸いシルエットでも軍用ヘリにしか見えなくなる件。

*1:部品番号:D1,D2

*2:つらいち

*3:嗚呼なんてわかりにくい説明orz

*4:パテごと剥がれ落ちたら洒落にならんが

*5:1.5mmか2.0mmだったと思うが

*6:割れるのは想定外

*7:合わせ目の存在を無視する手も・・・

*8:部品請求しよかな・・・

*9:例えばMr.スーパーブース@クレオスとか